ブックタイトル下関市安岡沖洋上風力発電プロジェクト 冬季調査結果報告書
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下関市安岡沖洋上風力発電プロジェクトのホームページです。環境影響調査の経過報告をご紹介いたします。
7.2.水環境7.2.1.水質(水の濁り・水素イオン濃度)(1) 調査方法水質については、「水質調査方法」(環境省)に基づき、バンドーン型採水器を用いて採水を行った。試料は、JIS等に定められた公定法で分析を行った。調査地点は、対象事業実施区域内を含む合計7地点(St.2、St.3、St.4、St.6、St.8、St.10、St.13)とした。春季調査は、平成26年4月22日に行った。(2) 調査結果概要春季調査の水質調査結果を以下の表7.2.1に示す。透明度は7.2~9.8mであり、いずれの地点も臭気に異常はなかった。濁りの指標項目である浮遊物質量(SS)は、0.3~0.8mg/lの範囲にあり、海水の濁りは確認されなかった。水素イオン濃度(pH)は8.2であり、環境基準(A類型7.8~8.3)を満足していた。基本事項浮遊物質量(SS)(mg/l)水素イオン濃度(pH)(-)調査地点作業時間水深(m)透明度(m)表 7.2.1 水質調査結果St.2 St.3 St.4 St.6 St.8 St.10 St.139:00 11:50 10:04 9:41 11:27 10:24 10:4912.8 9.0 7.2 10.4 8.3 15.8 30.18.59.0(着底)7.2(着底)9.58.3(着底)9.8 9.5臭気等なしなしなしなしなしなしなし水色deepbluishgreen10G 3/7deepbluishgreen10G 3/7deepbluishgreen10G 3/7deepbluishgreen10G 3/7deepbluishgreen10G 3/7調査状況(透明度)調査状況(採水)deepbluishgreen10G 3/7deepbluishgreen10G 3/7上層0.6 0.4 0.4 0.7 0.5 0.5 0.6中層0.6 0.5 0.3 0.6 0.4 0.6 0.5下層0.8 0.5 0.4 0.8 0.5 0.6 0.6上層8.2 8.2 8.2 8.2 8.2 8.2 8.2中層8.2 8.2 8.2 8.2 8.2 8.2 8.2下層8.2 8.2 8.2 8.2 8.2 8.2 8.27.3.その他の環境7.3.1.風車の影(1) 調査方法風車タワーの影が生息する海藻などの海洋生物に与える影響を把握するために、風車稼働時の日影の及ぶ(影像軌跡の)範囲において、海表面及び水中の照度を計測した。測定方法は、光環境は日中の天候や海象に左右されるため、照度計を一定期間海域に設置する連続観測とした。調査地点は2地点とし、観測層は上層と下層の2層(海面下1.5m、海底面上0.5m)とした。(2) 調査結果平成26年4月22日~4月30日(St.5は4/21に設置)の調査結果を図 7.3.1(1)~(2)に示す。海面付近の海面下1.5m の照度については、St.5とSt.10の間に大きな差はみられなかった。海底面上0.5mの照度については、St.5では海底面付近まで日の光が届くが、St.5より水深の大きいSt.10の海底面付近では日の光がほとんど届かない傾向がみられた。照度計照度(Lux)照度(Lux)160,000140,000St.5(-1.5m)St.5(B+0.5m)120,000100,00080,00060,00040,00020,00004/214/224/234/244/254/264/274/284/294/305/1図 7.3.1(1) 照度調査結果(St.5)160,000140,000St.10(-1.5m)St.10(B+0.5m)120,000100,00080,00060,00040,00020,00004/214/224/234/244/254/264/274/284/294/305/1図 7.3.1(2) 照度調査結果(St.10)概-5