ブックタイトル下関市安岡沖洋上風力発電プロジェクト　冬季調査結果報告書

概要

下関市安岡沖洋上風力発電プロジェクトのホームページです。事業計画について詳細をご紹介いたします。

2）植物プランクトン調査結果平成26年1月27日の植物プランクトン調査結果を表7.5.3に示す。出現種数は11～21種類で、いずれの地点も珪藻の種数が多い傾向が見られた。細胞数は、10,050～57,900細胞/Lであり、いずれの地点も珪藻が最も多かった。表7.5.3植物プランクトン調査結果St.2 St.3 St.4 St.6 St.8 St.10 St.13クリプト藻1 1 1 1 1 1 1渦鞭毛藻0 2 1 1 1 2 3珪藻12 11 9 13 18 17 15ハプト藻1 1 0 1 0 1 1プラシノ藻0 1 0 0 0 0 0（種）合計14 16 11 16 20 21 20クリプト藻1,800 2,600 2,400 2,800 1,800 2,400 3,600渦鞭毛藻0 200 100 50 100 150 200珪藻13,450 11,450 7,550 15,450 36,800 43,450 52,900ハプト藻100 1,200 0 100 0 1,200 1,200プラシノ藻0 1,200 0 0 0 0 0（細胞/L)合計15,350 16,650 10,050 18,400 38,700 47,200 57,900※出現種数細胞数組成比率クリプト藻11.7% 15.6% 23.9% 15.2% 4.7% 5.1% 6.2%渦鞭毛藻0.0% 1.2% 1.0% 0.3% 0.3% 0.3% 0.3%珪藻87.6% 68.8% 75.1% 84.0% 95.1% 92.1% 91.4%ハプト藻0.7% 7.2% 0.0% 0.5% 0.0% 2.5% 2.1%プラシノ藻0.0% 7.2% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%（％)合計100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0%珪:珪藻分類（鋼名）主な出現種ク:クリプト藻珪：珪：珪：珪：珪：珪：Cylindrotheca珪：ThalassiosiraceaeThalassiosiraceaeThalassiosiraceaeThalassiosiraceaeThalassiosiraceaeclosteriumThalassiosiraceae41.7%28.8%35.8%32.6%65.1%47.9%70.5%珪：Cylindrotheca珪：Cylindrothecaク：Cryptophyceae珪：Cylindrotheca珪：closteriumclosteriumclosteriumThalassiosiraceae15.6%16.8%23.9%16.3%30.5%ク：Cryptophyceaeク：Cryptophyceae珪：Cylindrothecaク：Cryptophyceaeclosterium11.7%15.6%11.9%15.2%7.5.5.卵・稚仔(1)調査方法卵･稚仔調査は、海産魚類の多くが浮遊性の卵を産むこと、沈性卵を産む種も多くの種が幼期に浮遊生活を送ることから、丸稚ネットを用いた表層水平曳きによる調査とした。調査地点は、対象事業実施区域内を含む合計4地点（St.3、St.6、St.8、St.10）とした。冬季調査は、平成26年1月29日に行った。(2)調査結果1）卵調査結果冬季調査の調査結果を表7.5.4に示す。調査状況（卵・稚仔魚）出現種数は、カサゴ目のホウボウ科とスズキ目のスズキ属の2種であった。個体数は0～15個体/1000m 3であり、調査海域の北側に位置するSt.3、St.8で比較的多い値を示した。2）稚仔魚調査結果冬季調査の調査結果を表7.5.5に示す。出現種数は、カサゴ目のカサゴとアイナメ属の2種であった。個体数は0～4個体/1000m 3であり、調査海域の中央から北側に位置するSt.8とSt.10において確認された。表7.5.4卵調査結果単位：個体数／1000m 3調査点St.3 St.6 St.8 St.10合計No.目種名1 ｶｻｺﾞホウボウ科2 22 ｽｽﾞｷスズキ属8 13 2 23合計8 0 15 2 25出現種類数1 0 2 1調査状況（動物プランクトン）調査状況（植物プランクトン）表7.5.5稚仔魚調査結果単位：上段個体／1000m 3下段平均全長(mm)調査点St.3 St.6 St.8 St.10合計No.目種名1 ｶｻｺﾞカサゴ2 2 42.7 3.02アイナメ属2 217.0合計0 0 2 4 6出現種類数0 0 1 2概-9